兼業投資家は、相場が動いている日中は本業で相場が見れず投資活動が制限されてしまいますよね。
そんな皆様、一度は自動売買の可能性を模索した事があるのではないでしょうか。
今回は、そんな自動売買の実現に有効な2大RSSツールを紹介したいと思います。
パソコンとExcelが使える方ならあとはRSSツールを提供している証券会社と契約してRSSツールをインストールするだけで使えます!
RSSツールの特徴や活用方法について優しく説明していきたいと思いますので、気になる方は是非チェックしていってください!
RSSとは?
RSSは、RealTime Spread Sheetの略で、平たく言うとMicrofost Excelに追加して使えるツール(アドイン)です。
インストールする事でExcel上に投資用の関数等が追加され、
- 相場の情報取得
- 銘柄情報の取得
- 自分が保持している銘柄情報の取得
- チャートの情報(ローソク足データ)の取得
- 売買の発注
ができるようになります!!
筆者は自分がエンジニアという事もあり、システムトレード/自動売買に興味を持ち色々調査したのですが、特に株式投資では自動売買を実現する環境がかなり限定されていると思いました。

個人の方? が作成されているようなツールはちらほら見かけますね。
そんな環境下で、RSSは証券会社から提供されている公式ツールの中で、株式投資における一つの有力な自動売買システム構築手段の一つと考えています。
本blogではRSSを活用したトレードの効率化を一つのテーマとして色々と紹介していきたいと思います。
イメージをつかんでもらう為に紹介すると、現在筆者は以下の様なEXCELとRSSのみで、以下の様な自動売買環境を構築したりしています。


EXCELの関数のみで作れるからプログラムを書くのはちょっと、、、
という人にもオススメ。
RSSを提供している証券会社
それではRSSを提供している証券会社を紹介したいと思います。
私が調べた限りでは以下2つの証券会社がRSSツールを提供してくれています。
- 楽天証券
- 岡三証券
順番に詳細を見ていきます。
楽天証券
一つ目はみんな大好き、楽天証券です。
楽天証券 | ネット証券(株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA)
楽天証券の以下ページより、RSSツールに関して詳細が記載されています。
マーケットスピード II RSS | 楽天証券のトレーディングツール


ページを見て頂くとわかりますが、楽天証券ご利用の方皆さん既にインストールされているであろう、楽天証券のトレードツール、Market Speed Ⅱをインストールしていれば、ご利用のパソコンには既にRSSツールは既にインストールされている状態です!
そのあとに、Excelにツールを認識させるというExcel側のセットアップを行えばRSSツールが利用可能となります!
RSSツールは無料で利用可能なので、安心して自由に利用できます!
岡三証券
二つめに紹介するのは、楽天証券と比べるとちょっとマイナー? 岡三証券です!
岡三証券の以下ページよりRSSの情報が確認できます。

岡三証券は楽天RSSと比較して、サンプルシートやマニュアルが充実していると言われていますが、
利用が完全無料では無いです!

平たく要約すると、
- 利用開始から90日は無料
- 以降は以下の2パターンのどちらか
- A : 取引を行い、手数料が2000円以上発生したら追加で35日無料
- B : 税込み5093円/月 の利用料を支払う
完全に無料ではないというのはなかなか悩ましいですね。
デイトレの様な頻繁なトレードを行う方には2000円という手数料はそこまでハードルが高くはないと思いますが、そうではない方で月々の利用料を支払わなければならない場合、少し重荷になるように感じます。
比較
両者の比較をこちらで整理しておきます。
筆者は岡三RSSを使用した事が無いので、現状調べた範囲の内容となります。
いずれ、岡三RSSも試して情報共有できればと思います
項目 | 楽天RSS | 岡三RSS |
---|---|---|
価格 | 楽天証券口座を開設すれば無料! | ・月2000円の取引手数料を支払った翌月のRSS使用料は無料 ・手数料を支払ってない場合、月5093円のRSS利用料発生 |
できる事 | ・市場情報取得 ・ポジション情報取得 ・銘柄情報取得 ・チャートデータ取得 ・発注 | ・市場方法取得 ・ポジション情報取得 ・銘柄情報取得 ・チャートデータ取得 ・発注 |
サポート/情報 | ・サポート無 ・情報少ない(サンプルシートがちょびっと) | ・質問掲示板あり ・マニュアルがやや豊富 ・サンプルシートも楽天より豊富 |

まずは無料の楽天でどんな物か試してみるのが良いのではないでしょうか?
細かい違いは継続updateしていきます。
まと
兼業投資家のトレード活動を省エネ化するツールとして、RSSを紹介してきました。
株のトレードの自動化を可能にするツールは限られてると思いますが、RSSはその中でも
- 証券会社公式のツール
- Microsoft EXCELの関数のみで利用可能
- 自由度高
といった特徴をもっており、個々の投資家のニーズにあったトレードツールの構築環境の有力な候補となりそうです。
気になる人は是非、両証券会社を開設して試してみて下さい。
本Blogでは、RSSの活用方法を含め、その他兼業投資家が省エネでトレードを行う方法等を検証し、共有していきますので、気になる方は是非また見に来てください。
コメント