楽天RSSアドインのチャート機能から株価のチャートを作成する方法を解説します。
以下の様なローソク足+出来高のグラフを作成していきます。

詳細解説
以下のステップで作成していきます。
- step1RSSアドイン チャート機能を用いて株価データを取得する
- step2グラフ作成用にデータを整える
- step3Excelの”出来高+ローソク足”グラフを挿入する
- step4横軸の表示設定を”テキスト軸”に修正する
step1. RSSアドイン チャート機能を用いて株価データを取得する
まずはアドインのチャート機能を用いて株価データを取得します。
以下の図の手順で操作します。

- マーケットスピードのアドインを表示
- “チャート”のアイコンをクリック → 設定用フォームが表示される
- “銘柄コード”の設定から”セル参照”を選択し、銘柄コードを入力するセルを選択
- ”取得項目”のリストから、表示させたい項目を選択。複数選択可。
(Ctr押しながらクリックで複数選択できます。図の例では全て選択) - チャートデータを挿入させたいExcelのセル位置を選択
この操作によって、以下の様にExcel上にデータが表示されます。
(青く色を付けているのは筆者の趣味です。自動で色はつきません。)

step2. グラフ作成用にデータを整える
この後のグラフ作成の下準備として、取得したデータの順番を入れ替えたデータを用意します。
Excelの標準のグラフに、株価チャートがあります。
以下の用にデータの順番が指定されているので、その順番に従ったデータを用意します。

入れ替えデータを作成の際は、RSSで取得したデータをコピペするのではなく、
以下の図の用に、入れ替えデータを作成する位置のセルにはRSSで取得されるセルを参照する式を入力するようにしましょう。

これによって、リアルタイムで更新されていくRSSで取得されるチャートデータに、グラフで表示させるデータも追従していく事になります。
step3. Excelの”出来高+ローソク足”グラフを挿入する
Excelの標準のグラフ挿入機能で株価チャートを作成します。
以下の図の用に、グラフに表示させたいデータの範囲を範囲選択し、
挿入→オススメのグラフを選択していきます。
範囲せんたくには日付のデータも含めて大丈夫です。

グラフ設定のポップアップでは、以下の図のように株価チャートを選択する事で株価チャートを表示できます。

1分足等、日足より短時間の表示設定にしない場合、ここまででOKです。
step4. 横軸の表示設定を”テキスト軸”に修正する
ここまでの表示設定で分足等、1日より短いデータすると、グラフ上で複数のデータが同じ日付でまとめて表示されてしまい、以下の用にグラフが崩れてしまいます。

これを修正するために、Excelのグラフの横軸の軸の種類を”テキスト”を選択することで修正できます。
以下の図の横軸表示エリアをダブルクリック、もしくは右クリック→軸の設定選択し、右側の詳細設定を表示させます。

軸の種類がデフォルトでは自動的に選択となっているので、テキスト軸を選択します。
これによって、以下の通り同じ日でまとまってしまったデータがそれぞれ表示されるようになります。

まとめ
お疲れ様でした。これで好きな銘柄のデータを取得し、株価チャートを表示して活用できるようになりました。
色々な応用があると思いますので、利用例等も追って紹介していきたいと思います。
ではまた。
コメント