楽天RSSを用いて、下図の様に、自分の現在所持している銘柄情報を取得する方法を解説します。
(あまり意味ないかもしれませんが、銘柄情報/直接的な金額情報は伏せます)

詳細解説
以下のステップで進めていきます。そんなに難しくないです。
- step1RSSアドインの “注文約定”を選択し”保有銘柄一覧”関数を指定
- step2取得したい情報の設定を行い実行
- step3Excel上で条件付き書式を用いて直観的に把握できるよう体裁を整える
step1. RSSアドインの “注文約定”を選択し”保有銘柄一覧”関数を指定
まずはアドインの”注文約定”機能から”保有銘柄一覧”の機能を指定します。
以下の図の用に操作します。

- アドインを表示
- “注文約定”アイコンをダブルクリック → 設定画面がポップアップ
- 関数指定のプルダウンをクリックし関数一覧を表示
- 一覧から保有銘柄一覧を選択
step2. 取得したい情報の設定を行い実行
step1.の操作によって、保有銘柄一覧(RssPosionList)関数の設定画面に切り替わります。
切り替わったら、以下の図の項目を目的に応じて設定してください。

取得項目は複数選択可能です。
Ctr押しながらクリックで複数選択できます。今回は全て選択しました。
以下が銘柄コードを指定した時のデータ取得例です

また、以下が銘柄コードの指定を省略した場合です。

目的に応じて使い分けると良いと思います。
step3. Excel上で条件付き書式を用いて直観的に把握できるよう体裁を整える
最後に直観的に情報を把握しやすいように、簡単にExcelの機能で見た目を整えます。
使用するExcelの機能は条件付き書式です。
条件付き書式は、セル毎の値やテキスト等の入力内容に応じて、セルの色を変えたり、アイコンを表示させたりする事ができる便利な機能です。
大量の数字の羅列のみでは見どころを直観的に理解するのが難しい場合に利用すると、注目すべき点が直観的に理解できるようになります。
まずは、以下の図のように条件付き書式を設定したい範囲を選択します。

範囲選択した状態で、下図の様に条件付き書式を設定します。

- ホームタブを表示
- 条件付き書式を選択
- プルダウンの中からデータバーにマウスオーバー(マウスのアイコンをその位置に持っていく)
- 今回は水色のデータバーを選択しました。
これによって、冒頭で示したような数値に応じたデータバーを表示させる事が出来ます。
データバーの色や長さで直観的に保有しているポジションの状態を確認できます。

まとめ
お疲れ様でした。そんなに難しい箇所はなかったのではと思います。
これらの情報を用いて、自分だけの銘柄情報管理のダッシュボード作成などするのも良いかもしれませんね。
自動売買システムの構築にも必須となるので、是非覚えておいてください。
ではまた。
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